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【英文作成】紛らわしい英単語TOP9



英語の論文作成時に最も重要なのは、

適切な単語を使用することです。

 

概念や研究結果をできるだけ正確に説明し、

読者がその理論に納得するように説得する上で、

適切な単語使用は非常に重要です。

 

英語での論文作成においては、

使用を避けた方が良い単語や、

誤用されやすい単語、混同されやすい単語など

注意するべき点が非常に多岐にわたります。

 

今回ご紹介する単語やその使用例が、

紛らわしい英単語の使用方法を理解し、

単語を効果的に使い分ける上でのお役に立てれば幸いです。

 

【目次】

 

1.Thus vs Therefore

“Thus”と“Therefore”は、 

どちらも論理に基づいた結果や結論を表す際に使用される副詞です。

 

一般的に“Thus”は

すぐ前で言及したことに基づいた論理的な結果を述べる際に使用され、

より文語的かつフォーマルな言い回とされています。

 

一方、“Therefore”は“Thus”と意味や使い方は同じですが、

相互間における因果関係(causality)や結果(consequence)を強調した言い回しです。

 

どちらを選ぶかは文体や好みにもよりますが、

明確な因果関係を強調する際には“Therefore”が多く使用されます。

Thus/Therefore使用例

2.Which vs That

“Which” や“That”は

どちらも前に出てきた名詞とそれを修飾する文をつなぐ上で使用される

関係代名詞です。

 

Which”は先行詞に追加的な情報を提供する

非制限用法の関係詞節(non-restrictive clauses)において使用され、

コンマが必要です。

 

一方、“That”は文章の意味を成立させるために必要な

制限用法の関係詞節(restrictive clauses)において使用され

コンマは不要です。

Which/That使用例

3. Affect vs Effect

この2つの単語も紛らわしい英単語の内の1つです。

 

Affect”は一般的にある事や物に

影響を与えること(influence/ have an impact on)を意味する動作です。

 

一方、 “Effect”は一般的にある行為の結果(result or outcome)を表す名詞です。

 

下記の公式を覚えると、

二つの単語を簡単に使い分けることができます。

Affect”=Action(行動)

Effect” = End result (最終結果)

Affect/Effect使用例

4. Among vs Between

Among”は3つ以上の項目について議論する際や

一つの集団について言及する際に使用されます。

 

Between”は2者の間の関係や、それぞれについて

論じたり、比較をする際に使用されます。

Among/Between使用例

5. Attribute vs Contribute

Attribute”は、

ある現象を特定の物事のおかげ(credit)であるとしたり、

特定の物事のせい(responsibility)にする際に使用され、

動詞や名詞として扱われます。

 

一方、“Contribute”は

物事を提供(give or provide)するといった意味をもつ動詞であり、

より大きい集団において活躍したり、

政治活動を積極的にサポートするなどといった文脈で主に使用されます。

Attribute/Contribute 使用例

6. Imply vs Infer 

Imply”ははっきりと言わず

間接的にほのめかす行為を表す動詞です。

 

これとは反対に、“Infer”は

誰かが提示した証拠や情報などももとに

推論したり、結論を推し量る行為を表す動詞です。

 

推論(Infer)する人は

他人がほのめかした(Imply)内容をもとに

結論を導き出す。」という風に覚えると良いでしょう。

Imply/Infer使用例

7. Whether vs If

“Whether”と “if”はどちらも

条件節(conditional clauses)において使用される単語ですが、

似たように見える2つの単語の間にも微妙な違いが存在します。

 

Whether”は2つ以上の代替案を提示したり、

選択肢を提示する際に使用されますが、

 

 “if”は条件文(Conditional statement)の中や、

仮定したり、条件を提示する際に使用されます。

Whether/If使用例

8.Fewer vs Less

“Fewer”と“Less”の2つの単語はどちらも量と関係していますが、

それぞれ異なった文脈において使用されます。

 

Fewer”は数える事のできる物や人などのような

可算名詞に対して使用されます、

 

Less”は時間、お金、物質のように

数えることのできない抽象的な物(府可算名詞)の量を表す際に使用されます。

Fewer/Less使用例

9.Principal vs Principle

Principal”は主要な人物や場所などを表したり、

口座の元金を表します。

 

Principle”は基本的な事実や決まりを意味します。

 

二つの単語を論文内で間違えて使用してしまうと、

研究内容についての間違った説明や、

科学的発見に対する誤った解釈へと繋がる可能性があるため

必ず注意してしっかりと使い分けましょう。

Principal/Principle使用例

 

いかがでしたでしょうか。

 

今回の記事を利用して、

作成した英語の論文に間違いがないかもう一度確認してみてください。

 

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