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AIを活用した履歴書作成方法

AIを使って効果的な履歴書を作成する方法

AIを活用して履歴書を作成できるツールが増えたことで、わずか数分で履歴書の草案を作成することが可能になりました。

 

2025年現在、多くの方が実際にAIを使って履歴書を作成した経験をお持ちかと思います。

 

しかし、ChatGPTや無料の履歴書作成サイトで作成された履歴書は、「完璧な履歴書」と言えるのでしょうか?

 

確かに、AIが生成する履歴書の草案は、作成の第一歩として非常に有用です。

しかし、内容をそのまま提出するには、文法や表現の自然さ、トーンの一貫性など、まだ調整が必要な部分が少なくありません。

 

AIを活用してより完成度の高い履歴書を仕上げるには、「どれだけスピーディーに作成できるか」よりも、「AIが生成した内容をどのようにブラッシュアップするか」が重要になります。

 

Wordvice AIは、AIによって作成された履歴書をもとに、文法、トーン、明瞭さを自然に整え、より洗練された印象の書類に仕上げます。

 

独自性と説得力を兼ね備えた履歴書を自信を持って提出するために、ぜひWordvice AIをご活用ください。

AIで履歴書を作成した後は、Wordvice AIで文法とトーンをチェック

履歴書と眼鏡

近年、ChatGPTなどのAIツールを活用して履歴書を作成する人が増えています。

 

しかし、そのまま提出できる完璧な内容かというと、必ずしもそうではありません。

よく見られる問題として、不自然な言い回し、堅苦しい文体、文法の不一致などが挙げられます。

 

そこで活用したいのが Wordvice AIの文法チェッカーです。

このツールは、見落としがちな細かな誤りをすばやく検出し、文章を自然で洗練された表現に整えてくれます。

 

Wordvice AIが特に効果を発揮するポイント

  • 受動態や回りくどい表現の修正
  • 主語と動詞の一致のチェック
  • 一貫性のない動詞の時制や文構造の修正
  • 不自然な前置詞や言い回しの改善
Wordvice AIによる履歴書の改善例

たとえば、ChatGPTで生成された以下のような職務内容の文:

“Responsible in managing various tasks and making sure they are done.”

 

この文には、前置詞の誤用("in" ではなく "for")、冗長な構造、不明確な主語と目的など、よくあるAI生成文の問題が含まれています。

 

Step 1:文法チェッカーでの基本修正

Wordvice AIのStandardモードを使用すると、こうした技術的なミスを瞬時に検出・修正可能です。このモードでは、以下のような点を中心に改善が行われます:

  • 誤った前置詞の使用
  • 不適切な動詞の形
  • 不自然な構文や表現

Wordvice AI文法チェッカー使用例

 

たとえば、先ほどの文は以下のように改善されます:

  • “Responsible for managing various tasks and ensuring their completion.”

 

修正後の文章は、より明確かつプロフェッショナルな印象を与える内容になっています。

 

Step 2:文法チェッカーで明瞭さと簡潔さを強化

 

続いて、同じ文章をWordvice AIの文法チェッカー・Conciseモードでチェックしました。

このモードは、文法の正確性だけでなく、明瞭さ、簡潔さ、そしてプロフェッショナルなトーンにも重点を置いており、より印象に残る履歴書の作成に最適です。

Wordvice AI文法チェッカー

 

Conciseモードの改善例

  • 原文:“Responsible for managing various tasks and ensuring their completion.”
  • Conciseモードでの改善後:“Manages tasks and ensures completion.”

 

このように、文法チェッカーは冗長な表現や受動的な言い回しを取り除き、文章を簡潔で力強い表現に仕上げます。

特に、自信やリーダーシップを印象づけたい履歴書では、このようなトーンが非常に効果的です。

 

Wordvice AIを活用することで、ただ整った文章ではなく、伝えたい強みがしっかり伝わる履歴書を作成することができます。

レジュメ作成に文法チェッカーが必要な理由

AIによって履歴書を作成する機会が増える一方で、文法的な正確性や自然な言い回しは、依然として人間によるチェックが必要です。

Wordvice AIの文法チェッカーを使えば、AIが生成した文書にありがちな文法ミスや不自然な表現も的確に修正できます。

 

このツールの主な役割は以下のとおりです:

  • 基本的な文法誤りの検出と修正
  • 不自然な言い回しや曖昧な表現の改善
  • 履歴書にふさわしいプロフェッショナルなトーンへの調整

 

これらの要素は、競争の激しい就職市場で目を引く履歴書を作成するうえで不可欠です。

また、文法チェッカーが指摘するミスの多くは、履歴書作成で頻出するパターンにも一致します。

面接のチャンスを逃さないために、まずは「よくある7つの履歴書のミスとその修正方法」を確認してみましょう。

パラフレーズツールとリライターで履歴書に説得力を

ChatGPTなどのAI履歴書作成ツールは便利ですが、生成される文章は画一的で、他の応募者との差別化が難しいことがあります。

 

たとえば、「worked with a team」「responsible for projects」「helped improve processes」といった表現は、採用担当者にとっては見慣れすぎていて、印象に残りません。

 

そこで活用したいのが、Wordvice AIのパラフレーズツールリライトツールです。

 

これらのツールを使えば以下のような効果が期待できます:

  • 単調で機械的な文を自然で滑らかな表現に変換
  • 語彙を豊かにし、強く主体的な印象を与える
  • 自分らしさや成果が伝わる魅力的な文章へと改善

 

パラフレーズツール使用例(Fluentモード)

Wordvice AI言い換えツール

  • AIが作成した原文:“Worked with colleagues to complete tasks on time.”
  • パラフレーズ結果:“Collaborated with coworkers to finish assignments promptly.”

このように、「collaborated」「assignments」といった語彙に置き換えることで、よりダイナミックで洗練された印象を与えます。

 

リライトツール使用例(Professional-Formalモード)

Wordvice AIリライトツール

  • 改善後の文章:“Collaborated with colleagues to ensure the timely completion of tasks.”

こちらはさらにフォーマルで正確な表現に整えられており、一般企業や伝統的な業界向けの履歴書に最適です。

用途に応じたツールの使い分け

ツール & モード

結果

最適な活用シーン

パラフレーズツール – Fluentモード

“Collaborated with coworkers to finish assignments promptly.”

文章全体の滑らかさと表現の洗練

リライトツール – Professional-Formalモード

“Collaborated with colleagues to ensure the timely completion of tasks.”

ビジネス向け履歴書に求められる、フォーマルなトーンと一貫した文体を実現

 

これらを使い分けることで、「AIが作った草案」を「面接につながる履歴書」へと進化させることができます。

多言語対応でグローバルな履歴書にも対応

Wordvice AIの翻訳ツールと多言語機能を使えば、日本語、韓国語、中国語など母国語で作成した履歴書を、英語やその他の言語に自然かつ正確に翻訳・改善できます。

 

Step 1:AI翻訳ツールで自然な英語に翻訳

意味を正確に保ちながら、英語圏で通用する文法・トーンに自動変換。

Wordvice AI翻訳ツール



Step 2:翻訳後の文をさらにブラッシュアップ

文法チェッカーやパラフレーズツールで最終仕上げ。不自然な表現や構文も自然な形に整えられます。

成果につながる履歴書を、AIで効率よく

Wordvice AIの各種ツールを活用すれば、AIで作成した下書きを「そのまま提出できる完成版」へと仕上げることができます。

  • 文法チェックで基本を整える
  • パラフレーズやリライトで表現を磨く
  • 翻訳と多言語対応で国際的な応募にも対応

そして、最終的な仕上げには、プロによる英文校正の活用をおすすめします。

応募職種に最適化された、ミスのない説得力ある履歴書を仕上げるには、ワードバイス履歴書/CV英文校正サービスをご利用ください。

 

ワードバイス履歴書英文校正

教授からのフィードバックにどう対応する?英語論文を磨く実践ガイド

英語論文を磨く方法


国際学会や海外ジャーナルへの投稿を目指す大学院生や若手研究者にとって、英語論文のクオリティは命綱ともいえる存在です。

 

せっかく何週間もかけて書き上げた原稿が、教授の一言で一刀両断…なんて経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか?

 

「この構成じゃ、投稿先の基準を満たせないね」

「主張が曖昧だし、英語表現もこなれてない」

 

そんな時、ただ落ち込むだけでは前に進めません。

この記事では、実際に「ダメ出し」を受けた後にどう立て直すか、論文改善の3ステップメソッドと、それを支える最強の校正ツールをご紹介します。

フィードバックの構造化

パズル

教授や指導教員から返ってくるフィードバックは、時にとても抽象的で、受け取った側にとっては「結局どこが悪いの?」と戸惑ってしまうことも少なくありません。

 

特に英語論文の場合、言語の壁に加え、論理的な構成や研究内容の表現方法まで多岐にわたるため、「漠然としたダメ出し」にどう対応すればいいのか分からず手が止まってしまうという声は非常によく聞きます。

 

ここで大切なのが、指摘を単に受け取るのではなく、それを構造的に整理・分類する作業です。つまり、"教授がどの観点からどのような指摘をしているのか"を、客観的に読み解く力が求められます。

 

以下のように、まずは大きく3つのカテゴリに分けてみましょう。

1.言語面の問題

これは英語論文特有の「表現レベル」の指摘に該当します。

  • 文法ミス(時制の不一致、冠詞の使い方の誤り)
  • 語法の不自然さ("make research" など非ネイティブらしい表現)
  • 冗長な言い回し、曖昧な主語や代名詞の使用
2.論理構成の問題

論文の全体的な「流れ」や「構造」に関する指摘です。

  • 序論から本論へのつながりが弱い
  • 各段落の主張が一貫しておらず、論点がぼやけている
  • 結論で新しい情報を導入してしまっている
  • 見出しと内容がずれている
3.内容の正確性・専門性に関する問題

これは、研究者としての知識・判断力が問われる部分です。

  • 主張に十分なエビデンスが示されていない
  • 引用している文献が古すぎる、あるいは信頼性に欠ける
  • 専門用語の定義が曖昧で一貫性がない
  • 仮説と結果のつながりが弱い

この種の指摘は、単なる言い換えや文法修正では対応できません。

 

自分の研究内容をより深く理解し、場合によっては仮説やデータの提示方法を再考する必要もあります。

 

このように、教授からのコメントをただ受け取るのではなく、自分なりに分類・分析していくことで、「修正すべきポイント」と「その優先順位」が明確になります。


とくに英語論文では、言語面の問題と構成・内容面の問題が複雑に絡み合っていることが多いため、問題を切り分けて整理する習慣が非常に重要です。

 

ノートやExcelを使って、指摘箇所を「分類 → 原因分析 → 修正案」まで整理しておくと、次のリライト作業がスムーズになり、結果的に修正の質も大きく向上します。

修正作業

フィードバックを分類・整理したら、次はそれをどう“行動”に移すかがカギとなります。


「教授に言われた通りに何となく直す」だけでは、同じような指摘を何度も受けてしまいがち。大切なのは、再発を防ぐための修正力改善プロセスの習慣化です。

1.問題点を具体化し、対応方針を立てる

まず取り組むべきは、「何が問題だったのか」を抽象的な言葉のまま放置せずに、具体的なアクションに落とし込む作業です。

 

例えば、教授から「この段落、主張が曖昧だよね」と言われた場合:

  • 主語が不明確?
  • 根拠となるデータが示されていない?
  • 読者の視点に立った論理展開になっていない?

 

こうした問いを自分に投げかけ、「なぜ曖昧と感じられたのか?」を言語化することで、修正の方向性が見えてきます。

 

修正前の文章と教授のコメントを並べて記録し、「原因分析 → 修正戦略」の形でメモしておくと、他の箇所にも応用が効きます。

2.AIツール+プロの目で多角的に修正

英語論文には、「表面的な文法ミス」だけでなく、「専門的な表現の不自然さ」や「論理構成の甘さ」など、さまざまなレベルの問題が複雑に混在しています。

 

それぞれに最適なアプローチを組み合わせることで、より質の高い原稿へと仕上げることが可能です。

 

  • AIツールの活用

Wordvice AIのような高度なAIライティングツールを使えば、スペル・文法・語法の誤りを即時に検出することができます。さらに、翻訳やパラフレーズ機能も搭載されているため、論文執筆の各段階で非常に役立ちます。

 

実際の活用ステップとしては、以下のような流れが効果的です:

 

日本語から英語に翻訳: 原稿を英訳し、英語論文の土台を作る

Wordvice AI翻訳ツール使用例

文法チェッカーによる修正:文法・スペル・句読点などの基本的な誤りを修正

Wordvice AI文法チェッカー使用例

パラフレーズツールで表現を洗練:より自然で学術的な語彙や文の言い回しに整える

Wordvice AIパラフレーズツール使用例

  • 専門家による校正

AIでは対応に限界がある「論文の論理構造」や「分野特有の表現」「論文全体の一貫性」は、人間のプロによる校正が不可欠です。

 

ワードバイス論文英文校正サービスでは、学術文書に特化した経験豊富なエディターが、投稿先のジャーナルの基準や対象読者に応じて、文法・スペルの基本的なチェックはもちろん、文章の流れや構成、論旨の明確さまでを含めた包括的な校正を提供しています。

 

このように、AIと専門家のハイブリッドアプローチを取り入れることで、自力では見落としがちな問題点まで確実にカバーできます。

 

論文の完成度を高め、より説得力のある英語論文を仕上げるうえで、この二段階の修正プロセスは非常に効果的です。

3.再レビューで改善の質を確認

話し合い

修正が完了したら、教授にもう一度確認してもらうのはもちろん、ゼミの仲間や研究チームのメンバーにも見せてみましょう。


三者のフィードバックをもとに、「改善の方向性が的確だったか」「伝わりやすくなっているか」を再検証します。

 

また、自分自身でも最初の原稿と修正後の原稿を並べて読み比べることで、修正前後の変化を客観的に把握できます。

 

こうした改善後の振り返りを行うことで、論文執筆における自分の弱点や癖も見えてきます。

 

フィードバック → 修正 → 再確認という3つのプロセスを一度で終わらせず、反復して回すことで“洗練された論文”に近づいていきます

 

特に、毎回の修正を単なる作業として終わらせるのではなく、「なぜそれが必要だったのか?」まで考える癖をつけていけば、自然とリライト力・英語表現力・論理構成力が身についていきます。

まとめ

教授からの指摘は、一見厳しく感じられるかもしれませんが、実は自身の成長につながる貴重な機会です。

 

フィードバックを的確に分析し、計画的に修正を重ねていくことで、論文の完成度は着実に高まります。

 

さらに、信頼できるツールや専門的なサポートをうまく活用すれば、英語論文の質を次のレベルへと引き上げることが可能です。

 

✅ 今日から実践できるアクション

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